お風呂はとてもプライバシーに関わる場所なので、二世帯住宅にする際、問題になりますよね。
1つにするか別にするか…この記事を読んで、少しでも参考になればと思います。
など、二世帯住宅のお風呂に関する、気になる情報を詳しく紹介します!
【二世帯住宅】風呂別の世帯はどれくらいいる?
玄関が約7割共有しているのに比べると、どれだけ風呂が大事であるかがわかりますね。
【二世帯住宅】風呂別にすることのメリット
・掃除等もお互いを気にせず、各世帯のペースで行えます。
・入浴時間を気にしなくて済みます。
【二世帯住宅】風呂別&お風呂共有の間取り
【二世帯住宅】上下完全分離型|風呂別の間取り
出典:中鉢建設株式会社
一階は各部屋の仕切りをして、個室として使用することも、広いスペースとして使用することも可能です。
トイレや洗面所のドアを引き戸にすることで、バリアフリーにも対応。
二階は一階との生活音の影響を避けるため、水回りの配置を揃え、壁の位置も合わせています。
子世帯にはロフトもついており、寝室としても収納としても、使用可能です。
【二世帯住宅】左右完全分離型|風呂別の間取り
出典:東急ホームズの二世帯住宅
玄関と水回りを分離させた、二世帯住宅の風呂別の間取り。
玄関を入ってすぐと、二階にも内ドアを作ることで、両世帯の行き来が容易にできます。
親世帯の
に手すりを設置し、今後改修せずに済むよう工夫しています。
将来的に二世帯住宅が不要になった場合は、両世帯をつなぐドアを塞げば、片方の家を賃貸することも可能です。
【二世帯住宅】玄関・お風呂共有の間取り
出典:TOMONI HAUS
玄関・お風呂を共有しながら、各世帯の距離感を大切にした、二世帯住宅の間取り。
親世帯の寝室から離れたところに浴室を作ることで、遅い時間の入浴になっても、お互い気にせず入れます。
この間取りでは、
も共用になります。
【二世帯住宅】お風呂共有はしんどい?体験談を紹介
【二世帯住宅】お風呂共有することのデメリット
入りたい時に入れない
親世帯と子世帯で、お風呂に入る時間が重なったり、世帯間でライフスタイルが違うと、遅い時間に入れなかったりします。
と親世帯から催促されたりして、入りたいときに入れないことが多いです。
風呂が一緒ということは洗面所も一緒
を風呂場に付けることが多く、朝の身支度から就寝前の支度まで、お互いの生活リズムを気にするようになりがちです。
お風呂の掃除を、親世帯に全て任されるケースがある
交代制ではなく、
と掃除などを、親世帯から任されることも多いです。
子世帯が共働きの場合は負担になるので、世帯間で話し合うことが大切です。
お風呂で使うものを親世帯から確認される
どのメーカーの何を使っているのかなど、お風呂に置いてあるものを、親世帯からチェックされがちです。
【二世帯住宅】風呂別だと費用はかかる?
二世帯住宅で風呂別にすると、
などが倍になるため、その分費用はかかります。
二世帯住宅の平均建築費で比べてみると、完全分離型は約4000万円なのに対し、一部共用型は約3600万円と、約400万円の差が出ます。
また、メーターを分けるかによって、費用も変わっていきます。
さらに水道に関しては、基本的に土地には一世帯分の配管しかなく、新たな水道管を引き込む必要があるので、その工事に100万円ほどかかります。
【二世帯住宅】お風呂共有でトラブルを避ける方法
入る順番を決める
二世帯で家長を敬うのは、うまくいくコツの1つです。
風呂掃除について決めておく
毎日どちらかがするのか、曜日によって分けるのか、二世帯住宅ならではの決め事ですが、大事な事なので、世帯間でよく話し合っておきましょう。
【二世帯住宅】お風呂共有のストレス解消は○○!?
シャワールームをつけることのメリット
二世帯の場合、朝の浴室・洗面所は特に使う人が多いので、世帯間で気を遣ってしまうことも多いと思います。
シャワールームがあれば、他の人と洗面所や浴室を使う時間が重なりにくくなり、さっと浴びられます。
また、夜時間が遅くなっても、気にせず入ることができます。
まとめ
二世帯住宅を風呂別にするか、お風呂共有にするかは、今後長く住み続けていく上で、とても大切です。
両世帯でしっかりと話し合って、
などを踏まえた上で、決めましょう。
お風呂共有にする場合は、使い始める前に、きちんと世帯間で決め事を作っておきましょう。