二世帯住宅を建てる場合、60坪の間取りだと両世帯の希望がかなえられたり、将来に向けてバリアフリー設計にしたりと、選択肢の幅は広がります。
今回は、60坪の二世帯住宅について
二世帯住宅の60坪の間取り
二世帯が気兼ねなく暮らせる間取り
出典:HERBAR HOUSE
両世帯の生活リズムが違っても、お互いに気兼ねなく過ごせる間取り。
ホールに両世帯をつなぐ内ドアがあり、緊急時にはスムーズに連絡が取れます。
また
・ホール
を広くすることで、将来親世帯の介護が必要になっても安心です。
洗面所横にあるサンルームは、洗濯干しの導線を楽にしてくれますし、雨の日は室内干しもできますよ!
ドアを塞げば完全分離型になる間取り
出典:HINOKIYA
こちらは、リビングダイニングに内部ドアがある間取り。
ドア部分を塞くことで、完全分離型の二世帯住宅になります。
また各世帯に小屋裏収納を設けることで、居住空間を広く保つことができます。
各世帯の主寝室が、広めの設計になっているのもポイント!
ゆとりのあるLDKを共用した間取り
出典:MISAWA
こちらは、ゆとりのあるLDKを共有した間取り。
親世帯の寝室になる一階洋室の横にトイレがあるので、夜間も安心です。また、一階に2か所トイレがあるので、来客時なども気兼ねなく行けますよ。
・納戸
があるので、家族みんなの季節ものなども楽にしまうことができます。
また二階ホールも広く設けてあるので、ソファを置いたりラグをひいて、くつろぎスペースにすることもできます。
テラス&バルコニー付き!開放的な間取り
出典:タカシン・ホーム
・2階バルコニー
などの、外へとつながる部分を広めに確保した間取り。
自然の光をより多く取り入れることが可能になっています。
また両世帯それぞれに水回りを設けることで、生活リズムの違いを解消します。
玄関も世帯ごとに分けているので、プライバシーを確保しつつ、ホールで行き来できるようになっています。
家族でのコミュニケーションもしっかり取れますよ!
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60坪の二世帯住宅の実例もご紹介!
出典:家づくりナビ
・夫婦
・子供2人
の合計6人家族が住む二世帯住宅。
建物本体価格は、3000万円以上です。
約25畳のLDKは、アイランドキッチンならではの臭い対策として、一部の壁にエコカラットを使用。デザインのアクセントにもなり、家族みんなが集まる温かい雰囲気です。
出典:家づくりナビ
ご主人希望の書斎は約4畳あります。天井や壁紙を落ち着いた色にすることで、家族と過ごす空間とは別の自分だけの空間になっています。
出典:家づくりナビ
リビングとの間にふすまを設けた、2間続きの和室を設置することで、お客さんが来た際にいつでも泊まってもらうことができます。
価格帯:3000万円以上
工法・構造:木造在来軸組工法
敷地面積:295.04m2(89.25坪)
延べ床面積:196.24m2(59.36坪)
60坪の二世帯住宅の費用はどれくらい?
二世帯住宅の場合、全ての設備を両世帯分作る完全分離型より、共有部分が多いスタイルほど費用は安くなります。
一部共用型の場合、玄関共有より浴室共有などの方が、配管などの関係もあり安くなるので価格帯に開きがあります。
まとめ
今回は60坪の二世帯住宅について
・実例
・費用
など詳しく紹介しました!
60坪あると二世帯住宅でも広々とした家が建ちますが、建ててからの変更が難しいため事前に家族でどこを共有するかを、しっかりと話し合うことが大切です。
将来のことを見据えつつ、長く快適に暮らせる家にしましょう。
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