あなたは「妻の実家に暮らす」と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか?
実は嫁の親との同居が増えている傾向にあり、それによるトラブルや悩みが増えていると言われているのです。
実際どのような問題があるのか、妻や婿さんにはどのようなストレスがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、妻の実家で暮らす二世帯住宅について、
など気になる情報を詳しく紹介します!
妻の実家に同居する予定の方や、検討している方は必見です。
【二世帯住宅】妻の実家に同居が増えてる?
二世帯住宅において、妻の両親との同居が増えていると言われていますが、本当に妻の両親との同居は増えているのでしょうか。
実は妻の両親と同居している夫は『マスオさん』と呼ばれており、結婚した後も夫婦が共働きでいる世帯が多く見られるようです。
夫婦が共働きだと子育てのサポートが必ず必要になってきますが、そこで妻の両親が夫婦の代わりに面倒を見るのが、一般的なライフスタイルとなっています。
これは妻とその両親の仲が良くなければ成立するものではなく、仲が良いほど円満に生活することができます。
【二世帯住宅】妻の実家に同居!離婚率は高め
夫が妻の両親と同居する場合、あまりにも我慢できない状況に離婚を切り出す可能性も十分にあるでしょう。妻と別れたいというよりも、妻の両親から離れたい気持ちが強いかもしれません。
二世帯住宅において、妻の両親と同居した場合の離婚率は、比較的高い傾向にあります。
特に実際に離婚した人は両親との同居を後悔しているケースが多く、両親とさえ同居していなければ、円満に生活できていたと思う人が多いのでしょう。離婚する前に両親を説得するといった解決策もありますが、それでも離婚したい人は多くいるかもしれません。
離婚率を見てみると、実際に3割以上の夫婦が離婚を考え、2割強の夫婦が離婚をしています。たった2割強と思われるかもしれませんが、二世帯住宅で生活している世帯の中の2割なので、比較的多いですし、これからも離婚率が上がる可能性があるでしょう。
【二世帯住宅】嫁の親と同居はストレス?婿さんの本音を紹介
妻とその両親の仲が良いほど、円満に生活できるとは言いますが、夫自身はどう思っているのでしょうか?
妻の両親がいることで、肩身の狭い思いをしているかもしれませんし、妻の両親に気を遣いすぎて、疲れてくることもあるかもしれません。
それでは、妻の両親と一緒に住みたいと思うのか、男性の本音を紹介します!
妻の両親と一緒に住みたいかどうかと言われると、約20%の人が住みたいと思うようです。やはり妻の両親に遠慮しているのか、約80%もの人が妻の両親とは一緒に暮らしたくないそうです。
住みたいと言った男性のほとんどは、やはり子どもの子育てを第一に考えているようで、もし両親の介護が必要になったとしても、快く同居を引き受けるという意見も多く見受けられました。
今はまだ子どもがいなくても、いずれ子どもができたら夫婦だけでなく、妻の両親からのサポートがあると、もっと快適な子育てができるようになるでしょう。
【二世帯住宅】妻の両親と同居!婿さんの口コミ
夫にとって、妻の両親との同居はストレスに感じている人も多くいることでしょう。
自分の親ならまだしも、妻の両親と同居していると、気を遣って気が休まる時がないかもしれません。
そんな夫の口コミを、いくつか紹介します!
悪い口コミ
良い口コミ
まとめると
特に両親との折り合いがつかず、気を遣い続ける、というのは大変な苦労を伴うようです。
しかし、その一方で子どもの面倒を見てくれたり、信頼してくれている様子だと、気兼ねなく過ごせるのでしょう。
妻の実家に同居!妻はストレスフリー?口コミを紹介
夫は基本的に気を遣ってばかりで、嫌に感じるかもしれませんが、妻はどう思っているのでしょうか?
妻にとっては大切な両親と一緒に暮らせているので、満足に生活できているかもしれません。
それでは、自分の両親と一緒に暮らしている妻の口コミを紹介します!
悪い口コミ
良い口コミ
まとめると
さすがに夫に対する態度が冷たいと、いくら両親でも許せない気持ちが出てくるでしょう。
しかし、大半は両親と一緒に暮らせて良かったと思っているようです。
夫にとっては肩身が狭いかもしれませんが、両親が夫を信頼しているようであれば、夫も態度を軟化させていくでしょうし、何よりいずれ介護が必要になることを考えると、遅すぎるということはないかもしれません。
妻の親と同居することのデメリット
二世帯住宅で妻の両親と同居するにあたり、様々なデメリットが発生する可能性があります。
妻の両親と同居することで、生活に支障が出る可能性があるため、十分に注意しておきたいところです。
それでは、妻の両親と同居するデメリットについて紹介します!
妻の両親と暮らしているだけでストレスが溜まる
夫にとって妻の両親という存在はかなり気を遣う相手と考える人が多く、一緒に暮らしているというだけで、かなりのストレスが溜まる人も少なくありません。
妻の両親にとってはそこまで気を遣わなくていいのに、夫としてはどうしても気を遣うようになってしまうでしょう。
妻との関係は良好であっても、妻の両親との関係がギクシャクしてしまうことや、それ以上に機嫌を損ねないように振る舞うことに対するストレスも、溜まる可能性があります。
子育てに口を出される
夫の子育て方針と、両親の子育て方針がぶつかり合い、大喧嘩に発展することも少なくありません。
時に厳しすぎると言われたり、あるいは甘すぎると言われることもあれば、何も言わないようにしていても、無関心すぎると言われることもあるなど、かなり神経を使うことになります。
妻とその両親の喧嘩に巻き込まれる
妻の両親もストレスが溜まっていくので、時に妻とその両親が喧嘩することも大いに考えられます。
ただ喧嘩しているならまだしも、その喧嘩に夫が巻き込まれることもあるでしょう。
夫としてはどちらの味方もしたいものの、どちらかに味方をすれば、もう一方に責め立てられてしまうなど、ストレスが溜まるような状況下での判断を迫られる可能性があります。
【二世帯住宅】妻の実家に同居することのメリット
妻の両親と同居することによって、様々なデメリットがあるとはいえ、何もメリットがないとは言えません。
妻の両親との関係が良好であれば、二世帯住宅でも生活しやすくなるのではないでしょうか。
それでは、妻の両親と同居することのメリットについて紹介します!
子どもの面倒を見てくれる
夫が働いていて妻が働いていないなら、妻を中心に子育てを頼むことができますが、もし共働きの状態だと、夫も妻も子どもの面倒を見ることができません。
しかし、妻の両親と同居していると、妻の両親に子どもの面倒を見てくれるよう頼めるのが大きなメリットです。
妻の両親にとって孫の存在はとても大きいので、子育てに対して積極的に口を出してこない限りは、任せていても問題はないでしょう。
子育てに対して適切なアドバイスをくれる
夫婦間の子育てに口うるさく言ってくるようであれば、デメリットでしかありませんが、適切なタイミングで分かりやすくアドバイスをくれるようであれば、子世帯にとって大きなメリットになります。
子育ての先輩からのありがたいアドバイスであれば、様々な参考になりますし、お互いに適切な距離を保ちながら生活することもできるでしょう。
【二世帯住宅】妻の実家で円満に同居するためのポイント
妻の両親と円満に同居するためには、様々なポイントがあります。
対策を何も行わずに生活し続けていると、離婚する事態になりかねません。円満な同居を目指すためにも、様々な対策を行いましょう。
それでは、妻の両親と円満に同居するためのポイントを紹介します!
円満に同居できていない原因を挙げて、対策を考える
妻の両親と円満に生活できていないのには、様々な原因があるはずです。
両親との折り合いが合わなかったり、夫の態度が悪かったりと様々な原因があるので、一度夫婦で話し合って原因を挙げていきましょう。
原因を可能な限り挙げて、そこからそれらの原因を解決できる対策を考えるのが得策です。
対策法が見つかれば、妻の両親と円満に生活できる可能性があるので、すぐに実行しましょう。
妻の両親にやめてほしいことを提案する
夫からみれば妻の両親が自分にとって嫌なことをしていることも考えられるので、その場合は
提案されることで妻の両親も納得してくれるかもしれませんし、関係が改善されて暮らしやすくなる可能性があります。
妻の両親との同居に向いてる人はいる?
妻の両親との関係を気にしすぎない人
妻の両親がいるからといって、いちいち緊張していてはキリがないので、最初から気にしなければ問題なく生活できます。
妻の両親を自分と対等の人だと見ていない人
妻の両親と一緒に暮らしていて嫌だと思う人の多くは、自分と妻の両親を対等の立場にある人と見ている傾向にあります。
もちろんそう思っていない人もいるかもしれませんが、妻の両親の言うことにいちいち腹を立てている人は、少なからず対等に見ている可能性があるでしょう。
しかし、親は親だと対等の人だと見ていないなら、自分から頭を下げたりすることで、お互いに気持ち良く生活することができるかもしれません。
妻の両親との生活が苦でない人
耐えるといえば語弊があるかもしれませんが、妻の両親の言うことにいちいち腹を立てていたら、ストレスが溜まって生活に支障が出てきます。
妻の両親と生活することが苦でない人であれば、二世帯住宅に住んでいても、上手く生活できるでしょう。
嫁の親と同居!生活費はどうしてる?
妻の両親と同居する上でハッキリさせておきたいのが、
です。
曖昧にしておくと後で喧嘩になりかねないので、同居を始める前から生活費の分担について、話し合った方が良いでしょう。
生活費の分担で一番多かったのは、生活費をお互いの世帯で半分ずつ出し合うというものでした。下手に生活費を項目ごとに分担したりするよりも、ハッキリ半分ずつ出し合うようにした方が、余計なトラブルに繋がらなくて済むでしょう。
他には、
・支払いの項目ごとに生活費を払う
など、様々な方法があるようです。
しかし、共同財布や支払いの項目ごとに生活費を支払う場合だと、何らかのトラブルが発生する可能性があります。
お互いに生活費を半分ずつ出し合う方法も、トラブルが起こらないわけではありませんが、少なくとも他の方法よりかはトラブルにならないかもしれません。
まとめ
妻の実家で妻の両親との同居は、夫にとって様々な問題が発生する可能性があるでしょう。
お互いに良き理解者になってくれるのであれば問題ありませんが、夫がストレスを溜めやすい環境であることに変わりはありません。
少なくとも妻のサポートが欠かせない状態であり、円満に同居するためにも、様々な対策が必要になります。
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