二世帯住宅には、どのくらいの頻度で来客が訪れているでしょうか?
実は「来客頻度が客間の数と関係している」ことが判明しているのです。
今回は、
など、二世帯住宅の来客に関する、気になる情報を詳しく紹介します!
客間の数が「来客頻度」と関係する?
と思っている方は、一度客間の数がどのくらいあるのか数えてみましょう。
客間の数が少ないと、来客頻度が減ってしまうかもしれません。
それでは、客間の数と来客頻度がどのように関係しているのか説明します!
来客といっても、毎日色々な人が自宅に来るようでは困りますよね。しかし、両世帯のお客を迎えたい時こそ、客間の部屋数が大きく関係しています。
これは息子夫婦が同居している場合と、娘夫婦が同居している場合で、来客数のデータが違います。
まず、息子夫婦が同居していて、客間が一つだけの場合、
でした。
しかし、客間が2つだった場合、
でした。
次に娘夫婦が同居していて、客間が一つだけの場合、
でした。
しかし、客間が2つだった場合、
でした。
つまり、客間が1つの時と2つの時では、明らかに『よく来る』、『ときどき来る』人が大きく違っています。
逆に客間が一つしかないと、来客の頻度が減っているので、来客の頻度を増やしたい場合は、客間を増やす必要があるということが分かります。
なぜ客間が少ないと来客が減る?
それでは、なぜ客間が少ないと来客が減ってしまうのか気になりますよね。実は、こちらが構わないと思っていても、来客側からすれば相手の世帯に気を遣ってしまうからなのです。
来客からすれば相手の世帯は他人でもあり、たとえ友人として招かれたとしても、相手の家に上がり込んでいるようなものです。つまり、相手の世帯に遠慮してしまっている状態なので、来客頻度が減ってしまうと言えるでしょう。
客間が多かったとしても、
という人もいるかもしれませんが、多少なりとも気を遣わずに済むのは、ありがたいのかもしれません。
客間の数と「気を遣う度合い」も関係する?
これは息子夫婦が同居しているのと、娘夫婦が同居しているのとで、感じ方が大きく違うのも特徴であり、客間が一つか二つあるかだけで、大きな差があります。
客間が一つの場合
まず、息子夫婦が同居していた場合、親世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
逆に、子世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
そして娘夫婦が同居していた場合、親世帯の妻が気を遣う割合は、
でした。
逆に子世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
この結果から見ると、息子夫婦が同居しているのと、娘夫婦が同居しているのとでは、気の遣い方が大きく違います。
特に息子夫婦が同居している場合、子世帯の妻は気にしている割合が多い、ということが分かります。
客間が二つの場合
続いて息子夫婦が同居していた場合、親世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
逆に子世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
そして娘夫婦が同居していた場合、親世帯の妻が気を遣う割合は、
でした。
逆に子世帯の妻が気を遣う割合は、
となっています。
この結果から見ると、どちらも娘夫婦が同居している時の方が、全然気にしない割合が多いことが分かります。
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【二世帯住宅】同居だと来客時にストレス?口コミまとめ
実際に二世帯住宅で同居スタイルだと、来客が来た時に、ストレスを感じるのでしょうか?
それでは、同居スタイルで実際に来客が来た時に、ストレスを感じるのか、口コミを紹介します!
口コミ
まとめると
実際に息子夫婦でも娘夫婦でも、ストレスを感じている人はほとんどのようで、自分の家であるにもかかわらず、気を遣う時間が嫌になるのでしょう。
もちろん大事な来客だとはいえ、それでも
と思うのは、仕方がないことなのかもしれません。
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【二世帯住宅】同居スタイルは来客を呼びづらい?
二世帯住宅で同居スタイルの場合、来客を呼びづらいというデメリットもあります。
自分にとっては大事な来客でも、相手の世帯にとっては他人で、気を遣う相手でしかないので、失礼のないように対応するしかありません。
これも客間が一つしかないからなのか、相手が気を遣わずにはいられないのかもしれません。
しかし、客間が二つ以上あるなら、状況は変わる可能性があります。
来客を呼びたいのであれば、客間を増やしてからの方が良いかもしれませんね。
【二世帯住宅】来客を気兼ねなく呼べる間取りの工夫
という人のためにできることといえば、来客が来ても、気兼ねなく人を呼べるように、間取りを工夫することが挙げられます。
それでは、来客が来ても気兼ねなく人を呼べる、間取りの工夫について説明します!
両世帯それぞれに「専用の客間」を作る
共有スペースにある客間は自分の部屋の一部ではなく、
と考えるので、構わないと言われても気兼ねしてしまいます。
自分の部屋でもないのに、来客を気軽に呼ぶことはできないため、来客を招くことができません。それなら、お互いの世帯に専用の客間を作ることで解決できます。
来客を招くにあたって重要なのは、お互いに独立した世帯であることを意識させることにあります。
それぞれ専用のスペースを確保することができれば、相手の世帯に気を遣わせる心配がなくなりますし、気軽に来客を呼ぶことができるでしょう。
来客が「相手の世帯のスペースを通らない」間取りにする
玄関と客間がどの位置にあるかによって、相手の世帯に気を遣わせてしまうことがあります。
もし先程のようにお互いの世帯に専用のスペースがあったとしても、来客が相手の世帯のスペースに少しでも入ってしまうと、逆に来客が気を遣ってしまうことになるでしょう。
つまり、相手世帯に対して来客が気を遣わせないようにするためには、玄関から相手の世帯の生活スペースを通らずに、自分の世帯のスペースに行ける動線を確保する必要があります。
の二世帯住宅の方が簡単にできますが、完全同居型の場合は、少々難しいかもしれません。
まとめ
二世帯住宅における同居スタイルは、来客を招き入れる際に、気を遣わせてしまうので注意が必要です。
来客を招くことで様々な問題が発生しますが、間取りを工夫すれば、気兼ねなく来客を招き入れることができるでしょう。
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