木造住宅か鉄骨住宅か、家づくりで悩まれる方も多いのではないでしょうか?
特に、二世帯住宅の性能を重視したい方であれば、この構造1つで暮らし方も大きく変わります。
今回は、
など、木造の二世帯住宅に関する、気になる情報を詳しくまとめました!
【二世帯住宅】木造だと音は響きやすい?
建物の重量が重ければ音は響きにくいですし、また反対に軽ければ、響きやすくなっています。
これまでの木造住宅は、あまり防音性能に期待できませんでしたが、徐々に性能も上がっています。
木造住宅の防音性能は、
を施すことで、防音性能を各段にアップさせています。
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鉄骨住宅と比べると?
木造住宅に比べて重量も重く、厚みに合わせて性能も上昇します。
しかし、基本的な性能は、木造住宅よりも勝る鉄骨住宅とはいえ、100%の防音性があるわけではありません。
構造やプラスアルファの対策など、各ハウスメーカーにもよりますが、外からの音、上階からの音が響くことも考えられ、完全に全ての音を取り払うのは難しいのです。
木造住宅でもしっかりと対策を講じれば、高い防音性を確保することができます。
そういった意味では、実は大きな違いはないのかもしれません。
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【木造の二世帯住宅】価格はどれくらい?
間取りのタイプ別に、木造で建てる二世帯住宅の価格相場を紹介します。
・一部同居型:約3,700万円
・完全分離型:約4,000万円
共有して使うスペースが増えれば増えるほど、価格が大きくなるのがよく分かります。ただ、この価格はあくまで相場。
ハウスメーカーによって、価格は大きく異なるため、参考程度に見て頂ければと思います。
鉄骨住宅と比べると?
坪単価にしておよそ10万円前後。
さらに重量鉄骨ともなると、そこからもう少し上がってしまうこともあり、価格面で比較すると、木造住宅の方がお得になります。
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木造の二世帯住宅の実例
出典:suumo
親世帯との同居をきっかけに、実家を二世帯住宅に建て替えた実例。
玄関を1つにして、水回りを全て世帯ごとに分けました。
出典:suumo
リビングに対面するキッチンは、外側から手元が見えない「ハイカウンター」が特徴。
家事動線も考えられていて、キッチンのサイドから、パントリーと勝手口、収納通路へとつながっています。
工法:木造軸組
坪単価:56万円
延床面積:236.41m2
敷地面積:670.15m2
木造の二世帯住宅のメリット
木の温もりを感じられる
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に、コンクリート打ち放しの住宅で、寂しさを感じる人もいるなど、住宅の素材は大事なポイント。
特に、二世帯住宅で共に暮らす親世帯の中には、まだまだ鉄骨住宅に対して、抵抗がある方もいらっしゃいます。
建築費用を抑えられる
二世帯住宅はただでさえ、費用がかかってしまうもの。
木造住宅だと、若干ではありますが、鉄骨住宅に比べて建築費用を抑えることができるので、大きなメリットとなるはずです。
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間取りの変更がしやすい
そうなると、鉄骨住宅よりも断然木造住宅の方が、間取りの変更がしやすいので、将来の家族のことを考えると、木造住宅を選ぶべきかもしれません。
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木造の二世帯住宅のデメリット
耐火性に不安がある
しかし、不安になる一方で、現在では耐火性のある木材を使用するなど、対策も取られているので、大きなデメリットとはならなくなりつつあるのも事実です。
害虫被害のリスクがある
もちろん対策は取られていますが、鉄骨住宅に比べて、危険性が高いのは木造住宅のデメリットです。
品質にばらつきがある
鉄骨住宅は品質のばらつきも少なく、工場生産を行うことで、より安定した生産が可能になります。
業者によっては、品質にばらつきが出てしまうこともあるので、より管理の行き届いた業者を探すことが大切です。
木造の二世帯住宅の口コミ!
悪い口コミ
良い口コミ
まとめると
木造の特徴である性能面での心配を、そのまま感じてしまう人は、やはり少なからずいるようです。
性能に不安があるという声が少なからずある中、各ハウスメーカーで対策も取られていて、
という声も多数挙がっています。
多くのハウスメーカーで木造住宅の弱点である、
・耐火性
といったものをカバーし、価格面だけでなく、性能面でも確かな存在になりつつあります。
そして、両世帯が快適に暮らせる二世帯住宅が実現しています。
まとめ
今回は、木造の二世帯住宅について、詳しくまとめました!
木造住宅は、一般的には音が響きやすいと言われていますが、防音性能のある素材や構造を使用しているハウスメーカーも、多くなっています。
など、様々な点で木造住宅について知り、今後の家づくりの参考になれば幸いです。
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