二世帯住宅を検討している方で、
と気になっている方も多いと思います。
二世帯住宅の住居スタイルによっても、建築費用は変わってくるので、計画的に家づくりを進めていきたい方も要チェックです!
今回は、
など、二世帯住宅の建築費用に関する、気になる情報を詳しくまとめました!
二世帯住宅の建築費用の相場ってどれくらい??
一般的な二世帯住宅の建築費用の相場は、3500~5000万円です。
単世帯と比べると?
人数が増える分、面積を増やさなければならない点と、
などの設備を2つに分ける場合は、その費用が追加でかかります。
面積は両親の分を10坪(20畳分)確保するとして、大体500~700万円の増額となり、設備は全て分けたとしても、200~300万円の増額でしょう。
よって、二世帯住宅の建築費用は、単世帯よりも1000万円弱高くなると言えます。
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【住居スタイル別】二世帯住宅の建築費用の相場を比較!
これから、
の3タイプ別に、建築費用の相場はどれくらいか紹介します!
完全分離型
完全分離型の二世帯住宅の平均坪数は、60坪で、建築費用の相場は4500万円~5000万円です。
設備が2つあるという点もありますが、面積が最も大きくなる点が、高額になる最大の理由です。
建築費用の内訳は?
建築費:60坪×60万円=3600万円
追加設備:扉50万円・水回り200万円
諸費用:ライフライン200万円・地盤改良150万円・登記費用50万円
消費税:8%
一部共用型
一部共用型は玄関を統一し、水回りは別という試算で考えると、建築費用の相場は、4000万円前後となり、2番目に高いでしょう。
建築費用の内訳は?
建築費:50坪×60万円=3000万円
追加設備:水回り200万円
諸費用:ライフライン200万円・地盤改良150万円・登記費用50万円
消費税:8%
完全同居型
価格が単世帯より上がる理由が面積だけのため、建築費用の相場は、3500万円程度になると思われます。
建築費用の内訳は?
建築費:45坪×60万円=2700万円
追加設備:水回り200万円
諸費用:ライフライン200万円・地盤改良150万円・登記費用50万円
消費税:8%
【住居スタイル別】二世帯住宅の建築費用を抑えるコツ
完全分離型:1階を小さい間取りにする!
理由は基礎の大きさです。建築費用のうち、基礎の費用が占める割合は大きく、基礎を小さくできれば、大幅なコストカットが図れます。
実際、下に住むことの多い親世帯の方が少人数なので、1階が小さい間取りは、自然に作れると思います。
ただし、木造住宅でこのやり方をする場合は、注意が必要です。2階がせり出す形になるので、柱や梁に強度が求められるためです。
設計士と相談の上、家づくりを進めることが大切です。
一部共用型:世代交代を考えた部屋数にする!
よく間取りの要望で多いのが客間です。
特に親世帯からの要望が多く、出産を控えた他の兄弟のためになど、理由は様々です。
二世帯住宅を検討している方のお子様は、大抵0~6歳の間の子であり、今すぐ子供部屋が必要な年齢ではありません。
例えばお子様がお2人の場合、最初は1部屋だけ子供部屋を作り、2人の遊び部屋にしてあげて、それぞれが部屋を必要とする歳になったら、客間から子供部屋に変えます。
こうすることで、6~8畳分の削減ができ、約400万円の費用削減につながります。
【二世帯住宅】建て替えとリフォームで建築費用を比較!
二世帯住宅へ建て替える費用は、
によっても異なりますが、1600~4230万円が目安になります。
一方、二世帯住宅へのリフォーム費用は、大手ハウスメーカの調査では、500~1000万円かかった、という人が、全体の22%を占めており、最も多かったです。
新築で二世帯住宅を建てる場合と比べて、3分の1程度の費用なので、お手頃な感じもします。
しかし、同調査では、
という人も15%いるので、一概にリフォームが格安とは言い難い状況です。
また、家の寿命というものも考慮しないといけません。
現在日本の戸建ての寿命は、30年~40年程度と言われており、築20年の住居を二世帯にリフォームしたとしても、住めるのは10年~20年の計算になります。その後に再度建て替えることを考えると、むしろ割高になるかもしれません。
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【二世帯住宅】建築費用は世帯間でどう負担する?
これから、二世帯住宅の建築費用は、世帯間でどう負担するか、2ケースに分けて紹介します!
親の土地に二世帯住宅を建てる場合
その代わり、毎年の固定資産税などの税金面は、親世帯が負担するなどして、バランスをとっているケースが多いです。
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土地を購入して二世帯住宅を建てる場合
住宅ローンの場合、親世帯が最後まで払い続けるのは不可能です。
親が亡くなった後、ローンを支払うのは子世帯なので、
を1つの判断材料にして、しっかりと話し合って、負担割合を決めることが大切です。
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【二世帯住宅】建築費用の理想の負担割合は?
ことから、二世帯住宅の建築費用は半額ずつ、という意見が多いです。
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まとめると
建築費用の負担割合については、居住面積に応じて決めることで、トラブルなく快適に生活ができるようです。
という声もあったので、二世帯住宅を建てる前に、しっかりと世帯間や住宅会社の方と相談することが大切です。
まとめ
今回は、二世帯住宅の建築費用について、詳しく紹介しました!
建築費用の相場は
によって、1000万円以上も差が出てきます。
建築費用を抑えるコツも参考にしながら、二世帯住宅を建ててから後悔しないように、しっかりと計画を立てて、家づくりを進めて下さいね!
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