二世帯住宅は、「防犯上の弱点がある」と言われているので、防犯対策は欠かせません。
特に住居スタイルによっては、気が緩みやすいので、空き巣などの被害に遭いやすくなります。
今回は、二世帯住宅の防犯対策について、
など、気になる情報を詳しくまとめました!
【二世帯住宅】防犯対策すべき?
二世帯住宅に住むにあたって、
と言われたら、しないという選択肢はありません。
特に一般的な住宅と比べて、二世帯住宅は空き巣などの被害に遭いやすいので、防犯対策を怠らないようにする必要があります。
二世帯住宅は空き巣に狙われやすい?
二世帯住宅は一般的な住宅よりも、空き巣に狙われやすいと言われています。
それは
以上の3つの理由が挙げられます。
これから1つずつ具体的に説明します!
世帯間で状況を確認しない⇒空き巣被害に!
これは
の二世帯住宅に起こりやすい被害です。
二世帯住宅に住んでいるといっても、毎日顔を合わせるかと言えば、そのようなことはありません。
毎日顔を合わせていれば、お互いにどんな状況なのか、確認できますが、毎日会わないことも珍しくない二世帯住宅では、プライバシーを尊重していることが、裏目に出てしまっていることもあるでしょう。
物音がしても子(親)世帯だろうと勘違いする
そして二つ目ですが、これはどの住居スタイルでも起こり得ます。
たとえば1階は親世帯、2階は子世帯を中心に使っている場合、1階や2階から物音がしても、
と思ってしまうのが、一つの要因です。
これは先ほどの、お互いに状況を確認していないことにも通ずるものであり、どちらか片方の世帯が、もう一方の世帯の生活状況を把握していれば、未然に防げた可能性があります。
二世帯間の連携が上手くいっていないからこそ、空き巣に付け込まれる結果になる、と言えるでしょう。
子(親)世帯がいるから安心と思ってしまう
そして最後の三つ目ですが、親世帯と子世帯が一緒に暮らしているからこそ、空き巣被害に遭いやすいと言えます。
なぜなら、二世帯が暮らしているので、誰かが家にいるだろうと思って、
などを、開けっぱなしにしやすいからです(参考記事:泥棒に入られやすい立地や家ってあるの?下見はどうするの?)。
家の中に誰かがいても、それは空き巣が絶対に入らない理由にはなりません。
【住居スタイル別】二世帯住宅の防犯への気が緩むポイント
二世帯住宅に住んでいて、防犯への気が緩んでしまうケースは多くあります。
二世帯住宅だからこそ、気が緩みやすいと言えるので、気を引き締めて防犯対策に取り組む必要があるでしょう。
それでは、二世帯住宅で防犯への気が緩んでしまうポイントを、住居スタイル別に紹介します!
完全同居型
完全同居型の場合、気が緩んでしまうのは、やはりゴミ出しなどのちょっとした外出でも、
を開けっぱなしにしてしまうことでしょう。
同居型なので、
と思っていても、それは当てにならないと言えます。
また、1階や2階に誰かがいると思って、状況を把握していないことも問題があります。
状況を確認しないまま、どちらかの階で被害に遭っていることも珍しくないでしょう。
完全分離型
完全分離型の場合、
と思うことで、防犯への気が緩んでしまいます。
毎日顔を合わせていないのに、何が大丈夫なのか、自信を持って言うことができるでしょうか?
もしかしたら、1階や2階で大変なことが起きているかもしれませんし、それこそ空き巣の被害に遭っている真っ最中かもしれません。
また、物音がした時に、家族だろうと油断するのも気の緩みです。家族が帰ってきている時間帯ならまだしも、
などに出かけている時間帯なのに、1階や2階で物音がするのはおかしい、と思うのが普通です。
と思って確認を怠ることこそが、様々な被害に遭う原因だと言えるでしょう。
【即実践】二世帯住宅の防犯対策
二世帯住宅に住んでいて、今すぐにでもできる防犯対策は多くあります。
家族がいるからといって、安心するのではなく、常に防犯対策を怠らないことが大切です。
それでは、今すぐできる、二世帯住宅の防犯対策について説明します!
内扉の鍵を忘れずに閉める
これこそが、空き巣などの被害に遭う一番の要因なので、たとえゴミ出しなど、ちょっとした外出であっても、
などの鍵は、しっかりと閉めておきましょう。
合わせて読みたい
定期的にお互いの世帯の様子を確認する
これは、毎日顔を合わせないことが珍しくない二世帯住宅だからこそ、起こり得ることです。
お互いの様子を確認することは、生活リズムを知ることにもつながるため、重要な防犯対策になります。
本来ならいるはずのない時間帯に、物音がしたら確認する
明らかに誰かがいるような気配や物音がしたら、事前に出かけている家族に連絡して、対処する必要があるでしょう。
玄関や窓の前に、防犯カメラを設置する
空き巣などの犯行に及ぼうとする人が、防犯カメラを見ると、逃げる可能性がグッと高まるので、ダミーのカメラを設置するだけでも、効果が期待できるでしょう。
二世帯住宅で防犯対策!体験談まとめ
二世帯住宅に住んでいる人が、行っている防犯対策は様々ですが、防犯対策を実際に行っている体験談も多くあります。
こうした体験談を参考にして、自分の家でも防犯対策を行ってみても、良いかもしれません。
それでは、二世帯住宅に住む人が行っている、防犯対策の体験談を紹介します!
玄関付近に誰かが来たら、ライトが点くようにした
玄関ドアの鍵を二重にした
誰かが帰ってきたり、出かける時に必ず一声かける
まとめ
特に空き巣被害が多いとされているので、お互いの世帯に無関心にならず、油断しないように気を引き締めて、生活する必要があるでしょう。
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