玄関を2つに分けても、内扉でお互いに行き来できるニ世帯住宅は多いものです。
実際に内扉で行き来できると、子育てを共有しやすかったり、食事などのお裾分けが行えたりなど、交流は豊かになり二世帯住宅のメリットも増します。
しかし、同時にプライバシーは確保しづらくなるので、今回は「内扉に鍵は必要なのか?」という点に着目しました。
など二世帯住宅の内扉の鍵に関する、気になる情報を詳しくまとめました!
内扉の鍵で問題が起こった事例
主人の両親に内扉と鍵の設置を反対された
いつ夫の両親が入ってくるか分からない
内扉と鍵を付けた意味がなかった
まとめると
内扉に鍵を付けたことで、世帯間の関係が悪くなってしまった事例がありました。
また、設置したとしても親世帯側から開け閉めできるタイプの鍵だと、プライバシーも確保しづらくなります。
内扉に鍵を付けるか付けないかで、今後の二世帯の生活にも大きく影響するため、設置を考えている方はよく考えて家族間でも話し合いましょう!
【二世帯住宅】内扉に鍵をつけるメリット
プライバシーが守られる
お互いのプライバシーを確保するためにも、内扉に鍵をかけられるのは便利かもしれません。
固定資産税の軽減措置が認められやすい
固定資産税の軽減措置の条件として、「二世帯が分離していること」があります。
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【二世帯住宅】内扉に鍵をつけるデメリット
世帯間での交流が少なくなる
内扉に鍵をすることで、自然と世帯間での関わりが減ってしまいます。
また、お互いの生活の様子を直接見ることができないので、緊急時に対応が遅れてしまう可能性もあります。
設置費用がかかる
実際に住んでみると、
というケースもあるので、事前に世帯間でしっかりと必要か話し合うようにしましょう。
親世帯からの印象が悪くなるリスクあり
内扉に鍵を付けることに、抵抗のある親世帯もいらっしゃいます。
内扉+鍵のおすすめ設置場所
お互い行き来が楽なので、そのエリアがよく選ばれています。
どこまでを共有スペースにするかはそれぞれの家庭の問題なので、どこに内扉と鍵を付けるのが最適か世帯間でよく相談するようにしましょう。
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【二世帯住宅】おすすめの内扉の鍵はコレ!
双方からロックする鍵
双方が解錠していないと、開かないタイプの内扉の鍵です。
子世帯側からロックする鍵(簡易錠)
ただし、簡易的な仕組みの鍵なので、ドライバーなどの先端が尖ったものがあれば、親世帯側からも解錠はできます。
なので、あくまで
という意思表示として使用するイメージです。
子世帯側からロックする鍵(シリンダー付き)
しかし鍵が簡易錠ではなく、鍵穴付きのタイプなので容易には開きません。
世帯間で最も角が立ちやすい内扉の鍵ですが、子世帯のプライバシーが最優先であればおすすめです。
まとめ
今回は、二世帯住宅の内扉の鍵に関する、気になる情報を詳しくまとめました!
二世帯住宅に内扉の鍵をつけることで、
などのメリットがありました。
一方で、二世帯住宅に内扉の鍵をつけることはプライバシーに大きく関わり、世帯間でのトラブルの原因にもなるのでしっかりと事前に話し合うことが大切です。
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