ヘーベルハウスは、
など様々な特徴があります。
安心して、快適に住み続けられる「ヘーベルハウス」の二世帯住宅の魅力をご紹介します。
今回は、ヘーベルハウスの二世帯住宅について
など、気になる情報を詳しくまとめました!
ヘーベルハウスってどんな住宅会社?
ヘーベルハウスは、都市部を中心に展開する、大手ハウスメーカーです。
母体は化学メーカーの旭化成となり、正式な社名は「旭化成ホームズ」となります。
鉄骨構造のみの取り扱いとなり、「へーベル(ALC)」という、軽量気泡コンクリートを
に用いる、独特な構造が特徴となります。
現在、二世帯住宅と3階建てのシェアでは、ハウスメーカー内でトップとなっており、「災害に強い家」というイメージが業界内でも強いです。
【ヘーベルハウス】二世帯住宅の価格・坪単価
また、へーベルハウスはエリアによって価格設定に差があり、安いエリアは
など、地方都市は安くなる傾向です。
太陽光発電は、ほぼ標準で提案されますが、金額は150万円程度でしょう。
などの構造面に関する部分は、全て標準仕様となるので、金額差は発生しません。
逆に言うと、
という要望は一切通りません。
他のハウスメーカーと比べると高い?
大手ハウスメーカーでも、80万円を超えているところは少ないです。
実際、とある工務店が、ヘーベルハウスの構造をそのまま真似して作ろうとしたら、材料費だけで坪単価150万円を超えたという逸話もあります。
合わせて読みたい
【ヘーベルハウス】二世帯住宅の間取り
完全分離型の3階建ての間取り
出典:ヘーベルハウス
親世帯にゆとりのLDKがある間取り。
玄関から先の生活ゾーンを明確に分けています。1階は親世帯、2階は子世帯の生活スペースになっています。
孫の「勉強コーナー」を1階にも設けているので、両親が帰ってくるまで、親世帯が見守れるのもポイントです。
家族が自然とつながる間取り
出典:ヘーベルハウス
家族がつながる3階建ての間取り。
1階はお母さまの部屋と趣味室、2階はLDKと主寝室。3階は子供部屋と客室など、フロアで役割を分離しています。
出典:ヘーベルハウス
家族が集まる2階は、窓を全開すれば、ダイニングとベランダが一体でつながります。
床を下げて、ほどよいこもり感を演出した「サブリビング」も特徴です。
出典:ヘーベルハウス
緑の庭が魅力の間取り
出典:ヘーベルハウス
緑の庭が魅力の間取り。
共有LDKでつながる、融合型の二世帯住宅です。
個室以外は共用ですが、
それぞれに、外の緑を楽しむスペースを設けました。
【二世帯住宅】ヘーベルハウスの評判・口コミ!
悪い評判
良い評判
まとめると
へーベルハウスの悪い評判で多かったのが、「寒い」ということ。
「自然と暖かくなる家」という認識を持たれる方もいらっしゃいますが、基本は魔法瓶の性能と同じで、熱源がないとそれを維持することは出来ないのでしょう。
一方で良かった口コミには、
などがありました。
【ヘーベルハウス】二世帯住宅の特徴
遮音性に優れている
2階の床にはへーベル(ALC)という「軽量気泡コンクリート」を使用しており、このコンクリートは、テレビの音などの遮音性に優れています。
二世帯住宅では、世帯間での生活音がストレスになり、関係が悪化してしまうこともあります。
ですので、遮音性に優れている床を、採用できることは強みと言えます。
参考記事:パナソニック ホームズのこだわり
現在では積水ハウスをはじめ、大手ハウスメーカーがこの床を、2階の床にオプションとして採用しています。
断熱性に優れている
上下階で生活スペースを分けることが多い二世帯住宅は、どうしても2階の居住空間が暑くなりやすく、これもまた世帯間でのトラブルの原因になります。
先程紹介したへーベル(ALC)は、内部に気泡を多数含んでいるため、断熱性にも優れており、天井の直射日光を緩和します。
また、「ネオマフォーム」という特殊な断熱材を2重に施工することで、合計3重の断熱層ができ、2階の熱環境を改善できます。
自由な空間を作り出せる
その秘密は、鉄骨を角柱にしていることにあります。一般的な鉄骨はC型と言い、耐荷重が一本当たり5t前後と言われていますが、角柱にすることで、10t以上の荷重に耐えられるようになります。
よって、同じ重さを支えるのに、より少ない本数で家を建てることができます。
これが、柱のない自由な空間を作り出すポイントとなります。
二世帯住宅では、将来の家族構成の変化に合わせて、間取りを変えられるようにする必要があり、その際にリフォームがしやすいかどうかは、柱の位置と本数に大きく関わってきます。
柱のない自由な空間を持てることが、二世帯住宅に向いていると言われる理由の1つです。
優れた耐震構造
ハイパワード制震ACL構造
「ハイパワード制震ALC構造」は、へーベルハウスの、2階建てまでの標準構造です。
業界内で唯一、国土交通省から「制震構造の認可」を得ています。
他社の制震構造は「ゴム」で形成されるのに対し、へーベルハウスの制震構造は「極抵降伏点鋼」という柔らかい鋼を使って形成されています。
ゴムの方が揺れの吸収率は高いのですが、火災などの熱に弱い点と、家全体で揺れに対して踏ん張る力が弱くなるため、ゴムの隣に筋交いの耐震フレームがセットで置かなければなりません。
つまり、柱が多くなってしまうのです。
剛床システム
一般的な住宅は、柱と梁で家の強度を出します。
へーベルハウスにおいても、柱と梁で強度を十分に発揮しているのですが、この剛床システムを標準採用することで、さらにその強度を高めています。
床に敷き詰められたへーベル版をバラバラに固定するのではなく、1つの大きな面となるように、モルタルですべて接着させます。
これにより、
の3構成で家を支えることができ、災害に強いへーベルハウスが生まれるのです。
充実した長期保証
今や業界では当たり前になった「30年保証」などの長期保証も、へーベルハウスからスタートしています。
まず、外壁の塗り替え・屋根の防水の寿命は、10年から15年と言われています。
つまり、10~15年のスパンで修繕費がかかり、45坪の住宅では300万円前後かかります。
30年後のメンテナンス費用は、45坪で400万円となっており、少々割高ではありますが、30年で2回実施することと比べると、安いのかもしれません。
また、現在住宅メーカーの中では唯一、住宅設備機器(キッチン・風呂・トイレなど)の保証も10年ついています。
保証の条件としては、最初の1・2年目、その後は5年目から5年ごとに行われる、「定期点検」を受ける必要があります。
点検は30年目まで無料となり、35年目以降は有料となっていますが、価格は非公表です。
まとめ
今回は、ヘーベルハウスの二世帯住宅について、詳しくまとめました!
他のハウスメーカーに比べても、価格は高めですが、
など、安心して快適に暮らせる魅力がたくさんあります。
住んだ後も、充実した長期保証があるので長い目で見ると、費用面でもお得ですよ。
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