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【二世帯住宅】月々の支払いは計画的に!涙を呑まないためにできること

マネー

2世帯になるとお大人の財布は4つあるわけですが、一体だれがどれぐらいの割合を負担していくことが円満の秘訣なのか、今回はこのテーマを調べてみました。

 

二世帯住宅の月々の支払いって何がある?
二世帯住宅の月々の支払いの相場
二世帯住宅の月々の支払いは両世帯で負担?

など、二世帯住宅の月々の支払いに関する、気になる情報を詳しくまとめました。

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【二世帯住宅】月々の支払いって何がある?

住宅ローン

親子の名義で組んでいる方や、子世帯の名義だけで組んでいる人も様々かと思います。

 

親の土地に建築した場合は、

親のローンの援助額は減る傾向

にあり、土地ごと購入した2世帯の場合は

援助額が増える傾向

にあります。

生活費(食費)

キッチンの分離度によって数値は異なりますが、どのパターンでも単世帯住宅に比べて、2世帯住宅の食費は減る傾向が強いです。

 

しかし、難しいのは完全同居型の場合の食費の負担割合です。

 

おすすめは、

お互い定額を毎月収め合い、その範囲内で買い物をするやり方

です。

 

親子で3:7など人数によって比率を変えることも検討してください。

生活費(光熱費)

完全分離であれば、全て分けてしまえば分かりやすいですが、一部分離や完全同居型などの場合は線引きが難しくなります。

 

誰が何分ドライヤーを使ったなど記録していったら生活が成り立たなくなります。

 

よって、これもお勧めは定額制

 

請求に対して毎月案分計算することは大変なので、年間の電気料金の平均値を納め合う形が理想です。

 

浮いた部分は貯蓄やちょっとした主婦の贅沢に使うなどして、節約の意識も持たせることができます。

税金関係

毎月ではありませんが、毎年固定資産税等の税金は発生します。

同時に、住宅ローン控除など税金の還付を受けられる制度もあり、税金関係の支払いには注意が必要です。

 

ありがちな失敗例としては、親の土地だからと言って固定資産税は親が払い、住宅ローン控除は子世帯だけが受けるパターンです。

 

親だけ課税され、子は還付を受けているということを知った親世帯が、嫌な気持ちになることは往々にして考えられます。

 

その仕組みが悪いわけではないので、事前にそのことをしっかり親子で話し合いましょう。

【二世帯住宅】月々の支払いはどれくらいが相場?

住宅ローン

親の土地に建設した場合(月13万円のローンと仮定したとき)

親の負担額 0~3万円
子の負担額 10~13万円

 

立地にもよりますが、子世帯だけで賃貸に住んだら、上記金額だけでは済まないことがほとんどです。

 

よって、この程度は払うべきかと思います。

土地ごと購入した場合(月25万円のローンと仮定したとき)

親の負担額 8~12万円
子の負担額 13~17万円

 

折半が理想ですが、親世帯が亡くなった後に、子世帯が全額負担できるかを考えながら、計画を進めていく必要がありますね。

 

 

 

\二世帯住宅のローンの組み方&注意点を紹介♪/

ローン情報をもっと知りたい方はコチラ!

生活費(食費と光熱費)

家族構成によって大きく変わると思います。

 

目安は直近3ヶ月間の食費と光熱費の平均値からお互い納め合ってください。

 

おそらくそれで余るので、徐々に金額を固定させることがおすすめです。

税金関係

固定資産税の相場は幅がありすぎるので難しいですが、

住宅ローン控除は年間で20~40万円程度の還付

が受けられます。

 

還付時期は年末だけですが、大きい金額なので、親子で親子で住宅ローンを折半している場合は特に慎重に相談し合いましょう。

【二世帯住宅】困らないために!月々の支払いのおすすめ額は?

 

住宅ローン

年間の返済額が年収の35%以内が、銀行の貸し出し基準になっているケースが多いですが、おすすめは、

25%~30%の間

です。

 

数値が低いに越したことはありませんが、安すぎる家を建てることもデメリットとなることもあり得るので、適正なラインとしてとらえて下さい。

親子で住宅ローンを組んだ場合でも、それぞれの世帯で負担率がどの程度か検討されるべきだと考えます。

生活費

全体の収支のバランスとして、居住費(ローン)が30%とし、貯蓄も20~30%を目標として考えると、生活費に充てられる部分は収入の40~50%と言うことになります。

 

ここでいう生活費というのは食費・光熱費はもちろんのこと、

保険料
信費
娯楽費

などその他雑多な支払いをすべて含みます。

 

大切なことは、貯蓄分を先に考えるということです。

【二世帯住宅】月々の支払いは両世帯で負担?!

月々の支払いは両世帯が負担してる?

どの分野にせよ、親子間で負担し合っている世帯が大半です。

 

二世帯住宅は間取りももちろん大切ですが

「だれが何をどの程度負担するのか」といった負担割合を定めておくこと

が、最大の円満化につながります。

 

もちろんどちらかが苦しい時は助け合っていきます。

 

そして「いつ苦しくなりやすいのか?」という将来の計画も織り込むことが、とても大切になってきます。

【月々の支払い】負担割合の理想はどれくらい?

金銭負担の割合は、その後の主導権にもつながりかねないので、基本的には半々が理想的な割合と言えますが、親世帯の金銭状態の変化にも柔軟に対応をしていく必要があります。

 

具体的には、年金暮らしの中、住宅ローンを折半することは現実的ではないと言えるでしょう。

 

そんな時は子世帯の割合を増やしていくと、将来の相続の際に、兄弟に対して持ち分を主張しやすくなったりもします。

 

大切なことは、親子間でお金の話をしっかりと計画的に決めていくということです。

まとめ

特に同居型の2世帯住宅は生活をしていく上で両世帯のお金が混ざりやすいです。

 

そんな時はシステマチックにお金の流れを決めていくことが最も効果的です。

 

その都度、支払の負担を決めていては気苦労が絶えません。

 

ぜひ、二世帯住宅に住む前にルールを定めて下さい。

 

 

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